宮城で待っている人がいるから-

清水です  3月11日-。JR三ノ宮駅から、さんちかへ階段を降りていくと、なにやら人だかりができています   この日行われていたのは ~東日本大震災復興支援・熊本地震復興サポート事業~3.11チャリティーコンサート オーボエ奏者 藤井貴宏さん  NPO法人イベントサポート兵庫が主催し日本大震災発生以降、毎年実施されてきました ヴァイオリンやオーボエなどクラシックあり、演歌あり、 神戸市出身の岡田ひさしさん 南京玉すだれの披露ありの多様なプログラムです 日本南京玉すだれ協会のみなさん  さらに、県立舞子高等学校 環境防災科の生徒も、東日本大震災被災地で行ったワークショップの報告などをしました  「今回の訪問で、見たこと聞いたことは一部に過ぎないので、これから東北とのつながりを深くしていきたい」と話していました    これまで5度にわたって宮城県名取市に赴き、コンサートを行ってきた同団体。 この日の出演者の多くが、名取市の仮設住宅や、ゆりあげさいかい市場などで演奏してきました  「前年に聞きに来てくれた方が、再び演奏会に来てくれていたりと、待ってくれる人がいるんですよ宮城のみなさんの笑顔を見るのはうれしいですね」 そう話すのは、同NPO法人の理事長中西権一さん 元教師。吹奏楽部の顧問をされていたことも。美声の持ち主です!  阪神・淡路大震災ではご自身も被災。避難所や仮設住宅に住むみなさんのニーズは何かを考え、カラオケマシーンを持って行ったところ「こういうのが欲しかったんや」と喜ばれたと言います  その経験から、“被災地のみなさんが求めているものを届ける”この気持ちは、中西さんの根底にあり続けます  東北で「お弁当はよくいただくんだが・・」という声を聞けば、県の菓子工業組合と協同して、さまざまなお菓子を持っていったこともありました   東日本大震災から7年が経ち、復興のスピードに増して、世間の注目や風化のスピードが加速していくのが心配されます。 「“忘れられるんが一番つらい”という声を聞くんです」と中西さん。  「東北で、“兵庫”“神戸”の人と分かると『よくぞ来てくれた』と歓迎されるんです。現地での演奏会を重ねてきて、今、向こうで待ってくれている人がいるんでね。できる限り活動を続けていきたいです」 仮設住宅「美田園第一団地」から寄せられたお礼状    この日会場では、コンサートに足を止める親子、募金をするな若い女性など、いろいろな人の姿がありました。 
音楽を届けられる人-思いを届ける方法がある人- 人によって、東北への思いやつながりはそれぞれですが、自分のできる形で「忘れていないよ、思っているよ」という気持ちを届けることが大事だと改めて感じました。  これからも、兵庫~東北~熊本へと広がる支援の輪を取材し続けたいと思います。   

兵庫県広報専門員


出典:https://ameblo.jp/hyogo-pr-officer/entry-12359371654.html